県内2つ目の恐竜化石

2012年3月2日

長崎市から県内2つ目の恐竜化石が発見されました

福井県立恐竜博物館は、このたび、長崎市科学館の協力のもと長崎県長崎市北浦町 (茂木地区)の海岸から白亜紀後期の地層(恐らく三ツ瀬層に相当)から恐竜の化石 を発見しました。

1 発見化石 鳥脚類の右大腿骨上半部 大きさからは全長6m程度の鳥脚類のものと考えられ、ハドロサウル ス科に属する可能性が高い。

2 発見場所 長崎県長崎市北浦町(茂木地区)の海岸

3 特記事項 長崎県初の恐竜化石は長崎半島(野母崎)の西海岸に分布する三ツ瀬 層(約8400 万年前と推定)から発見されている。(ハドロサウルス科 の左大腿骨遠位部:平成22 年7 月公表) このため、今回の化石は、長崎県から発見された2 つ目の恐竜化石と なります。

【福井県立恐竜博物館作成資料より】 第二の長崎産恐竜化石について 長崎市と福井県立恐竜博物館は、長崎県において二番目の発見となる恐竜化石を上 記の予定で一般に初公開する。化石は長崎市北浦町(茂木地区)の海岸に露出する白 亜紀後期の地層(恐らく三ツ瀬層に相当)から産出したもので、平成23年4月17 ~19日にかけて長崎市科学館と福井県立恐竜博物館が発掘した。その後、福井県立 恐竜博物館が化石クリーニング作業と鑑定を進めた。化石は鳥脚類(二足歩行の植物 食恐竜)の右大腿骨の上半部であり、やや押しつぶされているものの、骨盤への関節 部(大腿骨骨頭部)や筋肉が付着する突起などを伴い、保存は良い。化石の長さは約 41cm、骨頭部での幅は約23cm、大腿骨軸部の幅は約14cmある。その大き さからは全長6m程度の鳥脚類のものと考えられ、ハドロサウルス科に属する可能性 が高い。 長崎初の恐竜化石(ハドロサウルス科の左大腿骨遠位部:平成22年7月公表)が 長崎半島(野母崎)の西海岸に分布する三ツ瀬層(約8400万年前と推定)から産 出している。今回の化石は異なる場所から発見された別個体の化石であり、長崎市周 辺に恐竜化石が続けて発見される可能性を示している。