新たな恐竜などの化石

2016年8月2日

長崎市の新たな恐竜などの化石公開について 福井県立恐竜博物館と長崎市教育委員会は、平成 25 年度から行っている共同研究調査に より、長崎市内の長崎半島西海岸に分布する白亜紀後期の三ツ瀬層(約8100万年前)か ら複数の恐竜等の化石を発見しております。 今回は平成 25 年度から平成 27 年度にかけて発掘し、これまで未公表の恐竜やカメの化石 について報告いたします。

1 発見化石 【別紙1】 (1) 獣脚類恐竜の歯(2点) (2) 獣脚類恐竜の歯の一部(3点) (3) 恐竜の肋骨の一部(2点) (4) 小型獣脚類の末節骨(指先の骨)(1点) (5) 恐竜の骨質化した腱の化石(2点) 【別紙2】 (1) スッポン上科(アドクス科)の背甲の一部(2点) (2) スッポン上科(アドクス科)の右肩甲骨(1点) (3) スッポン上科(スッポンモドキ科)の背甲の一部(1点) (4) スッポン上科(スッポンモドキ科)の縁板の一部(1点) (5) スッポン上科(スッポン科)の背甲の一部(2点) (6) スッポン上科(スッポン科)の右坐骨(1点)

2 発見場所 長崎市の長崎半島西海岸

3 特記事項 恐竜化石には獣脚類の歯、指先の骨(末節骨)、肋骨の一部や骨質化した 腱の化石が含まれています。また大型スッポン類などのカメ類の化石も発見 され、恐竜だけでなく、多くの脊椎動物が白亜紀後期の長崎に生息していた ことが再確認できました。これらは日本の白亜紀後期の脊椎動物相の多様性 を知る重要な証拠となります。